仏教用語は奥が深いです。
短い用語の中にぎっしりと意味が詰まっていて大変興味深いです。

皆さんも仏教用語とその意味について一緒に勉強していきませんか?

【仏教用語】

<他力>
「他力本願から脱却しよう」と「他力」とは、だれかに依存する悪い意味に使われて
いるようですが、本来そうではありません。
また「他力」とは天地自然のことでもありません。

他力とは本来、仏教の言葉ですから、仏教本来の意味に忠実でなければならないはずですよね。

では仏教で他力とはどういう意味なのでしょうか。

実は、阿弥陀仏の本願力のみを“他力”というのです。(教行信証などにハッキリ書かれています)
阿弥陀仏の本願力とは、我々の暗い心(なんのために生きるいるのか分からない心)を打ち破って、日本晴れの大安心・大満足心で生き抜けるようにしてくだされるお力なんですね。

私が仏教用語に興味を持つきっかけになったものです。
他力とは、悪い意味ではなく、阿弥陀仏の本願力のことを指していたという意外性。
面白いです。

【仏教用語】

<凡夫>

仏教に「凡夫」という言葉がよく出てきます。
「凡夫」の意味がわかりませんと仏教は判られないと思います。
なんといっても凡夫とは私たち「人間」のことですから。

人間は煩悩具足の凡夫ともいわれ、煩悩に目鼻をつけたようなものだと仏教で教えられています。
「凡夫」について親鸞聖人は、
『一念多念証文』の中に、こう教えられている。
「『凡夫』というは無明・煩悩われらが身にみちみちて、欲もおおく、瞋り腹だち、そねみねたむ心多く間なくして、臨終の一念に至るまで止まらず消えず絶えず」

つまり凡夫とは、欲もおこせば、腹も立てる、愚痴もこぼすものだということです。

まさに人間そのものの姿ですはないでしょうか?
確かに私たちは欲によって動いています。
仏教用語の中でよく出てくるのにこの意味を知らなかったという人も意外に多いかもしれませんね。